4月の生産者メッセージ
4月8日
今年の春はおもしろいです。若干の差はありますが、梅、桃、桜がほぼ同時に咲いています。珍しい事だと思います。おまけに椿、コブシの花もにぎわっています。
昔から阿蘇では「コブシの花が咲いたら稲の種モミを川に浸けろ」と言われています。本日(31日)塩水選のあと、川に浸けました。12日に家族総出で種まきの予定です。
阿蘇市・島川和也
2、3月と寒かった影響か梅の花や筍の出も例年より10日くらい遅い感じです。その影響か昨年の今頃と比べて筍の相場も1.5倍くらいらしく都会の飲食店などは高すぎて出せないとニュースでやっていました。高級品のようです。なかなかうちの竹山も出が遅いですが気温も上がってきたのでもう出てきそうですが今は高級品なので大事に掘っています。
御船町・石脇祐介
獣害と言えば猪や鹿の被害が多いのですが、今年の1月からは牛の被害に頭を悩ませています。俵山に放牧している牛が山を下って畑の作物を食べたり、踏み荒らしたりして被害が出ています。
有刺鉄線で対策していますが、それを壊して入ってきて土手を崩し糞をどこでも撒き散らしています。獣は姿を見せませんが牛は20頭位で目の前で堂々と荒していくので呆然と見ています。
春になれば山に草が出てくるので山を下ることは減ると思うので早く山に戻ってほしいところです。
西原村・田上直樹
4月1日
今年は今の時期でもまだ寒い日もありますが夏野菜の苗が芽を出してきたり畑の大根なども順調に生育していたりフキなども日に日に大きくなっており、それにつられて気持ちも畑仕事に向かい活動的になっていくのを感じます。人間も動物なので自然環境やサイクルに影響を受けるのかなと感じる部分です。いい季節なので畑仕事も楽しんでいきたいと思います。
御船町・石脇祐介
食糧難が近づいているという話があっちこっちで聞かれるようになった。50年前もそんな話を聞いて農業を仕事にするきっかけになった。それがいよいよ現実に近づいているように思われる。食糧難になる前に何を準備しているといいのだろうと野菜出荷準備で家内と話していた。その中で最も有効なのは米ではないかと 米を含めて穀類が簡単な設備で貯蔵可能であり玄米に至ってはほぼ完全食として機能するのではないかと思う。考える会でも最初のころは年配の方が30キロの米を家の台所に7袋も積んで床が抜けるのではないかと心配しながら購入されていた消費者もいた。戦後の食糧難を経験した人たちにとっては大切な事だったのだろうと思う。私も小学生の頃は米穀通帳というのがあり。米の販売が管理されていた。いつの間にかなくなり考える会当初にあった国の食糧事務所もなくなってしまった。最後にせっせと食糧難になる前に体に貯蔵しておこうかな2カ月くらいは持つかもしれないなと会話はおわった。
御船町・高丸和彦
3月26日
今(3/18)、梅が満開です。夏野菜のナス、ピーマン等が苗床で芽を出しています。作業が順調に進めば、さつまいもの植付けを今週に出来ればと予定しています。
大津町・古庄廣美
寒暖差が激しく体調管理も難しい時期になりました。西原村では山焼きをした俵山の黒い山肌に白い雪が乗り、グレーになり幻想的な風景が拡がりました。
竹の子、ワラビなど春の作物の出荷も近づいてきています。
西原村・田上直樹
この前検討委員で鈴木亘弘さんの講演をユウチューブで見た。米不足の影響で米の価格が上がり問題となっている。夏の高温での生育不良とか流通の問題とかインバウンドの需要増大が原因だとか言われているが 鈴木さんは米農家の構造的な問題であるといっていました。
米農家の生産コストが販売価格に迫ろうとしている事 離農者が増えていて集落が崩壊しかかっている。現在の農業者平均年齢が69歳になっている事など話されていました。
また政府の備蓄米は今のコメ消費の水準で1.5カ月分しかないこと また今までは金を出せば食糧が輸入できていたがそんな時代は終わっている事 エネルギーもそうだが海上封鎖が起きればたちまち食糧難が起きると警告されていました。大変な時代に突入してきたことを実感しました。関心のある方はぜひ見てください。
御船町・高丸
今(3/18)、梅が満開です。夏野菜のナス、ピーマン等が苗床で芽を出しています。作業が順調に進めば、さつまいもの植付けを今週に出来ればと予定しています。
大津町・古庄廣美
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